2010/02/12

病院で検査

5年前にもお世話になった先生の元で
最新機器を駆使して(?)再検査である。

まずは眼圧、視力検査、視野検査などのお決まりの検査。
もともと両眼とも強近視で
普段は眼鏡やコンタクトで矯正している。
矯正視力で両目とも1.0~1.2有るようだ。
ちなみに裸眼視力は0.1以下のため
Cの字を書いた手札を持った人が徐々に後ろに下がって行って測る。
測った後確かめなかったけれど、
たぶん0.06位だったようだ。

次は視野検査。
真中の黒い丸を見つめながら
視野のどこかで光点が見えたら
手元のスイッチを押すのだが、
つい光が見えるとそちらに視点を移してしまいそうになり
いつもそれで緊張して肩がこる。
左眼と右眼の検査を行い
やはり右眼の盲点が
おととい測った時よりもさらに大きくなっているように感じる。
自覚症状でも視点の中心のすぐ下から横にシミが見えてきている。

ここで一度お医者様の診断を受ける。
診察用の機械?に顎を乗せて
眼の中をじっくりと観察。
強い光が眼の中に入り
左目の時はまぶしいのだけれど
右目の時はシミがあるので
全然まぶしくない、というか、光が見えない。
お医者様がペンライトで眼の中を照らした時も同様である。
たぶん右目の瞳孔の閉じ方も悪かったのだろう、
お医者さまが
「右目の時は暗く見えるとかありますか?」と聞く。

さて、ここでさらに
瞳孔を開く目薬をさして眼底検査である。
眼底をじっくり観察した後
眼底写真を撮る。
結果はやはり、ごく普通の眼底で
悪そうな部分はどこにも見当たらなかった。

次に、5年前にはなかった新しい機械の検査があった。
眼を縦と横に輪切りにした状態の断層写真が撮れるそうだ。
網膜の黄斑部の断層写真と
見えなくなっている部分の断層写真を撮り
さらに比較の為に左目の対応する部分も撮る。
ここでようやく異常が出てきた。
網膜の細胞が
悪くない左目ではまっすぐきれいに層をなしている並んでいるのに対し
右目の見えない部分の網膜では
列がくちゃくちゃしていたり、途切れていたりと、
確かに正常ではないようだ。
これが最近ではAZOORの決め手になるらしい。
しかし、どうしてそうなってしまったのか
細菌やウイルスに感染したのか
何らかの自己免疫疾患なのか
その原因は分からない。

で、診断結果は案の定AZOORである。
そしてまた、「治療方法は未だ無い」のは同じだった。

前回はステロイド薬が効いたので
(薬を飲まなくても治ったのかもしれないが、
そうでなく薬を飲んだから順調に治ったのかもしれず
今となっては分からないし
薬を飲まない方法を試すのは
もしかしたらそのまま失明することにもなりかねず
あまりにもリスキーであるので)
やっぱり今回もステロイドを試しましょう、ということになり
今回はいきなりガーンと一日60mgから始めることにした。
胃が荒れることが多いので胃薬と
骨粗鬆症にもなり易くなるので
最近はそのための予防薬も飲むことが多いそうで
それらの薬を3日分処方していただいた。

来週の月曜日に再受診して
経過をみるとともに
造影剤を入れた血流の検査をするそうである。
網膜の血流が少なくなって
細胞に悪影響を与えているという説があるそうなので・・・。

あとは、ストレスが良くないのかも・・・という説もあるそうで
なるべく疲れない様に、というご注意も頂き
病院を後にする。

今晩から飲む薬、こんなに・・・。

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